ちょっと鳥見

2020年12月7日

朝が遅くなり、布団に潜っている時間が長くなってしまう季節を迎えました。
雪かきのいらない朝はなおさら惰眠をむさぼりたくなってしまいます。

そんな雰囲気を振り払い、1歩外へと足を出してみれば「見てよかった」と思える光景が広がっています。
早起きは三文の得。冷たい空気で目を覚まし、お散歩に赴くと身近な生きものに出会えます。

波が穏やかな漁港で浮かんでいたスズガモたち。
漁港で働く人たちに気を取られながらものんびりとした朝を迎えているようです。

いつもいるハクチョウ。
異様な人なつっこさが何かを物語っています・・・。

オナガガモたち。
羅臼では意外とみかける頻度の低いカモです。

寒い朝を思い思いに過ごしておりました。
この季節になるとシノリガモがよく見られるようになり、ハギマシコの群れに出会うこともあります。
ちょっとお散歩に出て身近な生きものを眺めて見ませんか。


!野生動物と適度な距離を保って眺めてください!

間近でじっと見つめられるのは人も他の生きものもあまり良い気持ちがしないものです。

羅臼自然保護官事務所 宮奈