湯【閲覧注意】

2020年12月3日

冷たい風が吹きつけるようになったこの季節、温泉の存在は有難さを増します。

熊の湯というアッツイ温泉が有名な知床・羅臼。
羅臼川の川沿いでは温泉が湧いている姿を所々でみかけます。

今回ちょっと立ち寄ったところでは、手を入れてみると良い湯加減でした。
もうちょっと深くて堆積物が少なければ足湯を楽しめたかもしれません。

ちょっと残念に思いつつも中を覗いてみれば、
堆積した落ち葉やコケが温泉ならではの景色をつくりだしていました。

入って温まるのもいいですが、温泉の周りの生きものや生きものが織りなす景色を眺めるのも楽しいものです。
※眺めていて寒くなった時に、少し手を付ければ温かくなれるというのは魅力的です。

一見すると閑散とした知床ですが、探せば魅力的なものがそこかしこに転がっております。
ゆっくりと鳥たちの戯れる声を聞きながら、面白いものを探しに行ってみてはいかがでしょうか。

!【閲覧注意】!

―浸かり過ぎにはご用心―

浸かりっぱなしになってしまった生きものを発見。
温泉は心地良いものですが、過度なご利用はお控えいただいた方がよいものと思われます。
※エゾアカガエル

羅臼自然保護官事務所 宮奈