9/24の羅臼湖の状況

2020年9月25日

巡視のためガスがかかった知床峠に車を駐め羅臼湖に向かうのですが、車から降りてびっくり! 寒い!

全国的に見ると9月はまだまだ暖かく気温は20度を越える日が多いでしょう。
しかしながら北海道ではそろそろ初冠雪の便りが届く頃であり、気温も1桁まで下がる日が多くなります。
フリースやライトダウン等暖かい装備があることで、気持ちに余裕を持って散策を楽しむことが出来ると思います。
今一度装備をご確認下さい。
私たちも、フリース、レインウェアを着込んで羅臼湖に向け出発しました。

歩き始めてまず見えてくる、2の沼。
前回巡視時に涸れてしまっていた、2の沼でしたが、なんと!

雨の影響で再び水を蓄えていました。

同じく涸れてしまっていたアヤメが原周辺も

このとおり水を蓄えておりました。

1週間ほど前の状況はこちら

足元は様々な樹木の落ち葉で賑わっています。
川底にも沢山落ち葉が溜まっていて、この季節ならではの美しい景色をつくりだしています。

沼が水を蓄えているということは、歩道上のぬかるみも増しています。

長靴着用し歩道から踏み外すことないよう、ご協力お願いします。

徐々に色付いてきた羅臼湖周辺。

今週末に予報されている強風と雨でどうなってしまうのか気がかりです。

初冠雪の便りも待ち遠しくも有り、一方で秋の景色もまだまだ楽しみたい、と秋の空のように気持ちはころころ動くのでした。

※羅臼湖をご利用の方はこちらをご一読ください。

羅臼自然保護官事務所