9/4 羅臼川河川敷の草刈り

2020年9月4日

このたび山洋建設株式会社・羅臼営業所様からボランティアの申し出をいただき、羅臼町産業創生課のご協力のもと、ヒグマ対策のための羅臼川河川敷の草刈りを実施しました。
9月4日(金)、草刈り当日。 山洋建設からのボランティアの方々3名、羅臼町2名、財団3名の8名が、羅臼川の河川敷に集結しました。

今回刈るのは、昨年秋、サケマスの遡上時期にヒグマが出没した「前科」のあるエリアです。
まずは熊越橋の上流側。

ごらんのとおり、画面中央の河川敷斜面がうっそうとしています。濃い緑色は、背の高いイタドリです。
簡単に身を隠せるので、侵入ルートとしてヒグマが利用する可能性があります。
そんな茂みは潰しましょう。
刈払い機やカマを使って刈っていきます。夏を過ぎた草は固くなっていて、なかなかの重労働ですが…

さすが山洋建設の皆様、足場の悪い急斜面でも安定の刈払い機さばき、すごいスピードです。

熊越橋の下流側にも、河原や河川敷にフキやイタドリなど背の高い草が茂っているので、刈っていきます。

スタートしてから2時間弱。
熊越橋から下流側を見た風景です。↓

そして、こちらは熊越橋から上流側。↓

作業前の写真と比べて、かなりスッキリしましたね。
草ぼうぼうの時より、ヒグマが嫌がってくれそうです。
山洋建設株式会社ならびに羅臼町産業創生課の皆様、大変な作業にお付き合いくださり、ありがとうございました。

知床財団 八木