6月8日~11日知床岳巡視_2日目

2020年6月18日

6月8日~11日実施の知床岳巡視記録。
行程が長くお伝えすることが多いので、複数回にわけて投稿しています。
ルサフィールドハウスのブログにも記録掲載がありますのでご覧ください。

●記録は巡視時のものです。
●先端部地区の山を目指すかたは必ずルサフィールドハウス、羅臼ビジターセンターへお立ち寄りください。

6月9日4時起床。

前日の懸念のとおり、ガスと酷い低温。
12時間行動などとても無理、2017年の低体温症の事故当時が頭をよぎる。
8時に再びリーダー、衛星携帯で下界と交信し判断。この日を停滞とした。

テントから出て何かをするという天気・気温ではない。
午前中いっぱい、持参の文庫本とともに寝る読むで過ごす。

午後、視界が開けたので偵察。

1132への取り付きの湿地帯は激しく複線化している。
風景も似通っており、むやみに進めばぐるぐる回るだけ。

無駄なく進むために前日にルート確認を推奨する。

16時、天気図の作成。
今時こんなことをやる人が少なく1日1回の放送になってしまったのだろうかラジオ気象通報。

スマホの天気予報は、先端部地区ではほとんど使えない。天気図は書けて損はしない。

知床財団イナバ