初冬
2019年11月19日
まだ麓では根雪となってはおりませんが、雪を目にしない日が遠退きつつあります。
川辺では氷柱が目に映るようになってきておりました。
花を咲かせていた植物が冬の装いとなり、飛び回っていた昆虫も目にすることが少なくなりました。
冷たい冬が知床を覆い尽くそうとしています。
長い冬が始まっています。
暖かい風が吹いて氷柱が落ちてくるようになる日まで、厳しくも美しい冬を楽しめたらと思います。
熊の糞と見紛う大きさになるホオノキの集合果。
鳥たちにとって初冬の貴重な食べものが熟す前に落ちてしまったようです。
臼自然保護官事務所 宮奈