10/2 羅臼湖の状況
2019年10月4日
10月に入り山の上はすでに秋本番を迎えております。
羅臼岳が水面に映ることでお馴染みの3の沼は黄色く縁取られていました。
羅臼湖もすっかり秋色になっています。
逆光で分かりにくいですが、羅臼湖の目の前にそびえ立つチニシベツ岳も良い色になっております。
※羅臼湖展望台の南側にチニシベツ岳があるので、太陽が低い内に辿り着けば、はっきりとした秋の姿を目にすることができます。
オガラバナやダケカンバなど様々な木々が色付いておりますが、その中でも色付きが良いと思われたのがこちらのナナカマドです。
青い空を背景に真紅に染まった葉が非常に栄えています。
周囲の山を見るとすでに葉を落としている木々が目立ってきています。
今週中が見頃といったところでしょう。
とっても短い知床の秋。
紅葉に包まれ青い空を映した沼を巡りながら羅臼湖への道で堪能してみては如何でしょうか。
確認した生物は以下の通りです。
鳥 類:ヒガラ、ミヤマカケス
哺乳類:ヒグマ(食痕)、エゾシカ(糞)
羅臼自然保護官事務所 宮奈