9月18日羅臼岳(羅臼温泉コース)
2019年9月20日
18日~19日にかけて道内の大雪山系では初冠雪の便りが届きましたが、この日の羅臼岳羅臼温泉コースはいかがだったか?
以下は18日時点での情報です。
登山道状況は日ごと変化しますので登山のさいはビジターセンターに立ち寄り最新の情報を得てください。
歩き始めしばらくは登山道へのササ被りが激しいが、丹念に草刈りがなされているので迷うことはない。
視界のよい場所に出て一息。
泊場。飲用は左岸斜面の湧き水を使う。
羅臼温泉コースの往復で水が採れるのは現在この1箇所のみ。山頂直下の岩清水は取水できないので注意。
屏風岩下部から上方。
紅葉にはまだ早い?ペンキで描かれた矢印を見落とさないこと。
お花畑分岐から、岩清水直登。ザレた足場は一歩ごとに滑る。
岩清水分岐(標高約1,450m)に到着すると同時に南側からガスが勢いよく上昇。
この日の視界はこれで終わり。
体感気温ひとケタ、まるで巨大な冷蔵庫の中にいるようだ。冷たい空気から逃れるように下山。 冬の訪れを感じた瞬間。
- 羅臼温泉コースは山頂まで約7km、標高差約1,500m。日帰り登山の部類では距離・標高差が長く大きく、長大な雪渓がなくなっても上級者向けのコースです。
- 紅葉ピークは9月末~10月上旬頃と思われますが、それまでにミゾレや雪混じりの天候となることもあります。季節柄、冬山に準ずる防寒着を備え、日没が早いため行動は早めに切り上げてください。
今年度の登山道整備は終了しています。
9月26日、画像奥に写り込んでいる屏風岩入口の、サシルイ沢迷い込み防止ロープを撤去する予定です。
下山時の下り過ぎには十分注意してください。
知床財団イナバ