手作り”かんじき”で知床の森散歩

2019年2月26日

平成31年2月24日(日)、羅臼ビジターセンターで観察会を開催しました。
今回の観察会は、”サルナシ(コクワ)の木を使って手作りかんじき”をやりました。

”かんじき”とは古くから日本の広い範囲で用いられてきた、雪の上を歩くための道具であり、現代でいう「スノーシュー」のことを指します。

かんじき作りはなかなかの力仕事でしたが、完成した時は皆さん達成感のあるよい表情になっていました。

制作後はビジターセンター裏にあるスノーシューコースで実際に履いて歩いてみました!
歩き出す前は「何だか、つま先部分が大きく開いて頼りない気がする」など不安の声がありましたが、手作りかんじきの効果はすごく、履いていないスタッフとの差は歴然!!

心配されていた方も「意外と大丈夫!!」と驚いていました。昔の人の知恵とその偉大さを、身をもって感じました。

最初から最後まで参加者全員で協力し、やり遂げました。観察会では普段体験することの出来ない事や新たな出会い(動物も人も)の場として、有意義な時間を過ごすことが出来ます。 参加者の皆さん、お疲れさまでした。

知床財団 インターン伊集院