初冬の水辺
2018年12月10日
12月に入ってから気温が10℃に近付く暖かい日もありました。
しかし、いつも通りの気圧配置に戻ってからは寒さが戻り、最高気温0℃未満の日が当たり前になりつつあります。
雪が降り積もった日にシカ道を辿って笹藪の中に足を踏み入れていくと小さな滝に出会いました。
まだ水面が凍っていない滝に近付くとそこかしこに氷柱が垂れ下がり、この時期らしい景色を作り出しておりました。
溶けて凍ってを繰り返すことでできた氷柱。
いつまで見ていても飽きは来ないのですが、冷たい水に足を入れながら見ていると次第に体の芯まで冷えてきて、
夢の世界にまで足を延ばしてしまいそうでした。
寒いからこそ見られる景色。
ぬくもり溢れる家の中から出にくい季節ではありますが、この季節ならではの景色を見ながら体を動かして暖まるのもよいのではないでしょうか。
羅臼自然保護官事務所 宮奈