9/13羅臼湖の状況

2018年9月14日

2週目には寒波の影響で知床では朝夕に7℃程度まで気温が下がる日もありました。
羅臼岳や羅臼湖などの高地を利用される方は特に防寒対策を忘れないようご注意ください。

 秋晴れの中、久しぶりに見た逆さ羅臼岳。映し出す3の沼はすっかり秋の息吹に包まれておりました。

日に日に色付くオガラバナの葉。遊歩道が紅葉に包まれる時ももうすぐです。

羅臼湖では久しぶりにエゾアカガエルの鳴き声を聞きました。
彼らの姿を見られるのも後ほんの数ヶ月です。

生きものの気配が次第に少なくなる今、元気に活動している生きものもいます。
秋を感じさせるトンボ、ムツアカネ(写真は雌。雄は全体的に黒色をしています)です。
秋の空を自在に飛び回り、狩りに勤しんでおりました。

足下(イワウメの葉)も次第に色付いてきております。

羅臼湖全体が足並みをそろえて秋の色を濃くしていっております。
最近は秋晴れとなる日も多く、散策日和が続いております。

確認した生物は以下の通りです(植物は開花している種のみ記載しています)。

羅臼自然保護官事務所 宮奈