8/28羅臼湖の状況
2018年8月31日
8月も終わりを迎え、羅臼湖は早くも晩秋の雰囲気を醸し出してきています。
今年は雨が多く寒い日々が続きました。もう少し暑い夏を過ごしたいものです。
上を見上げればすでにナナカマドの一部が紅葉しておりました。
ダケカンバの葉も全体的に黄色みがかかってきたように思います。
そんな羅臼湖周辺で見頃を迎えているのがウメバチソウです。
秋の雰囲気が漂う中、白く可憐な花が湿地帯を着飾っています。
サワギキョウもまだまだ見ることができます。
4の沼の淵をサワギキョウが覆っておりました。
9月に入れば山では冷たい風も吹きます。
羅臼湖に行かれる際は少し暖かい服装を用意していくとよいでしょう。
雪が降り、知床横断道路が閉じる前に羅臼湖を訪れてみては如何でしょうか。
羅臼湖に行かれる前は必ず羅臼湖ルールに目を通してください。
確認した生きものは下記になります(植物は開花種記載)。
- 植物:チシマザサ、ウメバチソウ、ツルアジサイ、ツルリンドウ、エゾシロネ、サワギキョウ、ミヤマアキノキリンソウ、ハンゴンソウ、ミミコウモリ、ミヤマセンキュウ、シラネニンジン
- 鳥類:アマツバメ、ルリビタキ、ミヤマカケス、ハシブトガラス
羅臼自然保護官事務所 宮奈