羅臼岳羅臼温泉コースの魅力

2017年7月28日

羅臼岳の山開きがあってから、あと少しで1か月が経ちます。

羅臼ビジターセンターへは、連日羅臼岳の登山状況の確認電話が寄せられます。
でもそのほとんどが斜里町の岩尾別登山道の情報です。
羅臼岳に登ってもらえるのは嬉しいことですが、羅臼町にも”羅臼温泉登山道”があります。
今回は羅臼岳羅臼温泉登山道の景観スポットをご紹介します。

硫黄の流れる川

羅臼温泉登山口から3時間半の泊場付近にある川です。
この風景が見られるのはおそらく羅臼温泉コースぐらい水量が多くダイナミックな場所です!

屏風岩

(写真は2017.7.27のもの)

右側の屏風のように見えることから付いた屏風岩。
例年だと写真中央にある雪渓が夏道を覆っているので、アイゼン・ピッケルが必須。
でも今年は雪解けが早く、夏道も出ているので、アイゼン・ピッケルはいりませんよ。

お花畑

(写真は2017.7.27のもの)
全面に高山植物が咲き乱れる場所です。
昨日(7/27)の段階で花期はピークよりもやや終わりに向かっています。

チングルマのタネがなんとも幻想的な世界へ誘います。

羅臼岳羅臼温泉登山道は、行き6時間、帰り5時間の計11時間の山行です。
行程は長いですが、色々なロケーションが見られる素敵な場所です。
ただし、羅臼岳では過去に遭難者が出ていますので下記URLを参考にして下さい。

これからの時期はアイゼン・ピッケル不要ですので、スタミナに自信のある方は 是非、羅臼温泉登山口から登って下さい。

知床財団 茂木