現地確認 羅臼湖入口
2017年5月4日
4月30日に知床峠の羅臼側で雪崩が発生しました。
羅臼に長く住んでいる方でもこのような事態は、初めてとのこと。
羅臼ビジターセンターへ訪れる来訪者の方々は、がっかりされたかと思います。
「知床峠開いてないんですか・・・」
「開いていると思って来たのに・・・」
と嘆いている方が多くいましたが、5月3日の昨日から知床峠の羅臼側は羅臼湖入口まで通行可になりましたので、現地へ確認に行きました。
写真は羅臼側の通行ゲート前です。ガードマンの方々による通行管理が行われています。本当にお疲れ様です。
羅臼側からはこのような景色が堪能できます。写真の中央に写っている黒い大陸は、国後島です。羅臼町では国後島はとても身近な存在です。羅臼側の道路は蛇行した道が多いので、写真を撮る際は、一時停車に注意が必要です。出来れば、車を停めずに助手席や後部座席の方にお願いして、走りながら撮影してもらえると、事故等を防ぐことが出来ます。
羅臼湖入口です!このように雪がびっしり残っており、例年通りといえます。
この時期の羅臼湖は霧が発生すると方向感覚が失われ、迷いやすくなりますので地図とコンパスが必須です!
そして、羅臼側の通行止めまで来ました。5月4日の今日まではここで通行止めとなります。
ただし、明日5月5日(金)からは10:00~15:30で全面開通の予定となっております。
明日、知床峠が全面開通していることを祈るばかりです。
知床財団 茂木