海ワシ個体数調査 中間報告①(11月30日~1月18日)

2017年1月30日

すっかり雪に覆われた羅臼。美しい季節となりました。

そんな羅臼の町で、次第に海ワシたちが増えていることにお気づきでしょうか?

環境省 羅臼自然保護官事務所では、今シーズンも羅臼を訪れるオオワシ・オジロワシの個体数調査を毎週実施しております。
2016年11月30日から2017年1月18日までに8回の調査を実施しましたので、今回はその結果をご報告させていただきます。(調査終了は4月初旬です。)

↑羅臼で確認されたオオワシとオジロワシの個体数を示した図です。
次第に数が増えてきています。どちらかと言えば、オジロワシの方が出会いやすいといったところでしょうか。

↑こちらは羅臼とウトロで海ワシ(オオワシ・オジロワシ)の数を調査した結果です。

環境省 ウトロ保護官事務所でも羅臼側と同じ様に訪れる海ワシの個体数調査を実施しています。
調査をはじめたころはウトロ側で多く海ワシが確認されていましたが、次第に羅臼側で多く確認されるようになってきております。

毎年度2月に確認数のピーク(去年度は500羽を越えました)を迎えておりますが、今年度はどうなるでしょうか。
鳥インフルエンザが全国で騒がれておりますが、何事もないことを願うばかりです。


※羅臼町周辺で 不審な行動をしている鳥、衰弱・死亡している鳥を確認しましたら、当事務所にご連絡ください(下記をご参照ください)。
羅臼自然保護官事務所:0153-87-2402