知床連山を眺める

2015年5月26日

羅臼の町から眺められる知床連山をご紹介いたします。写真は羅臼の町と知床連山の昨日の様子です。
5月12日と比べるとだいぶ緑が濃くなりましたが、連山にはまだ白い部分が多く残っています。
実は羅臼では、町と連山の距離が近いためか、陸から知床『連山』を見られる場所が意外と限られています。
ベストポイントのひとつが、この写真を撮った国後展望塔です。ちなみに山の中にある羅臼ビジターセンターからは羅臼岳の頭の部分しか見ることができません。
さて、写真の奥に並ぶ山々が知床連山です。
手前から羅臼を象徴する『羅臼岳』→三峰→サシルイ岳→オッカバケ岳→南岳→知円別岳→東岳→硫黄山の順番で並びますが、ここからはっきり見えているのはオッカバケ岳まででしょうか。
ウトロから見る連山とはまたちょっと違います。
とはいえ連山を眺められない山の麓にいても連山の存在を感じる方法があります。
町内を相泊の方へ走るとき、ぜひ川の名前や地名に注意してみてください。サシルイ川、オッカバケ川など、山と同じ名前を見かけます。その川の始まる方向に知床連山の山々があるのです。

知床財団 シイナ