ルサ方面の野鳥情報
2015年4月27日
ビジターからちょっと離れたところにルサという場所があります。
昨日の夕方はその近くでワタリガラスが1羽鳴きながら飛んでいく姿を目撃しました。
今年の冬はあまり見かけなかったので、突然の出現に「まだいたのか!」と喜んでしまいました。
今日はルサにあるルサフィールドハウス周辺の野鳥情報をお届けします
(ルサフィールドハウス裏の今朝の様子。この山の向こう反対側にはルシャという地域があります)。
ルサの裏は草地になっていて山、川、海と見られる鳥の種類はビジター周辺より多いかもしれません。
今朝は雪解けでできた草地の水たまりにアオジやハクセキレイが集まってエサを採っていました。
こちらが観察リストです。
草地:オオジュリン(メス)、アオジ、ノビタキ、ハクセキレイ
山:ルリビタキ、コマドリ、ウグイス、コゲラ、クマゲラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヒガラ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス
海:シノリガモ、オオセグロカモメ、ウミスズメの仲間(遠い)
オオジュリン、ルリビタキは今年初めての確認です。
コマドリは先週末頃から羅臼町内各所でさえずり始めています。
このほか、ルサ周辺では、キセキレイや渡り途中のユリカモメの大群が観察されています。
ルサフィールドハウスはビジターから相泊方面へ車で約20分走った場所にあります。
本日、ビジターは休館日となっていますが、こちらは開館していますので、相泊方面へお越しの際はぜひお立ち寄りください。
知床財団 シイナ