今年の冬もヒメハジロ?!
2014年11月24日
2012年12月に羅臼で初確認されたヒメハジロ。昨年に引き続き今年も羅臼に現れました。
前回は1月下旬に観察されています。今年はちょっと早かったようです。
日本で見られる海ガモでは一番小さい種です。
以前の記事でもご紹介しましたが、夏は北米大陸北部の繁殖地(アラスカやカナダ)で過ごし、冬は越冬のため南部に移動します。
ということで、本来は日本に立ち寄ることのない珍しい鳥なのです。
このカモ、実は樹洞営巣性で、繁殖地ではキツツキ類(主にハシボソキツツキ)が木に掘った古い穴や巣箱に、4~17個もの卵を生んで営巣するそうです。
海にプカプカ浮いている姿からはちょっと想像できませんが、一度見てみたいですね。
(参考:The Cornell lab of Ornithologyなど)