今年もトド御一行様がやって来ました。
2014年11月19日
羅臼町内の海岸沿い、陸から近いところにトドの群れが現れました。
毎年11月頃になると、ロシアで繁殖を終えたトドが羅臼の海にやって来ます。
ここで見られるトドは、ほとんどがメスです。
トドは夜行性なので、昼間はプカプカと波間を漂っていることが多く、
ずっと観察していると大あくびをしたり、寝返りを打つようにぐるんと回ったりしてのんびりと過ごしています。
これからどんどん寒くなって観察するのも一苦労ですが、防寒対策を十二分にしてぜひ探してみてはいかがでしょうか。
流氷がやってくる頃まで観察することができます。
夕方まで粘れば、エサを求めて活発に動き出し、横っ飛びをしながら沖の方へ移動する姿も見ることができるそうです。
あの重そうな体でどう横っ飛びをするのか気になるところです。