1月29日【第9回オオワシ・オジロワシ飛来状況調査】情報

2013年2月4日

第9回の羅臼側の調査結果
オオワシ  56羽 (成鳥46羽、幼鳥10羽)
オジロワシ 53羽 (成鳥33羽、幼鳥20羽)
計109羽という結果でした。

オジロワシ成鳥(左)とハシボソガラス(右)

カラスに比べるとオジロワシはやはり大きいですね。

オオワシ、オジロワシ共に羽を広げると約2mを越える大きさです。
オス・メスによっても大きさが違うのですが、実は、一般的に猛禽類はメスの体の方が大きく、オオワシ、オジロワシもメスの方が大きいのです。

オジロワシの何つがいかは知床で繁殖しているので、オス・メスが並んで樹にとまっている姿を見ることができます。
そんなとき、よく観察してみると体の大きさの違いでオス・メスを見分けることができるかもしれません。ぜひ観察してみてください。

<その他確認した鳥獣>
鳥類:オオセグロカモメ、セグロカモメ、ワシカモメ、オオハクチョウ、ホオジロガモ、カワアイサ、シノリガモ、ハシブトガラス、ハシボソカラス
哺乳類:エゾシカ

環境省 菅原