11月28日【オオワシ・オジロワシ飛来状況調査】情報

2012年11月29日

今年度、第1回目の「オオワシ・オジロワシの飛来状況調査」を行いました。
この調査は、毎年11月中旬から4月上旬までウトロ・羅臼の自然保護官事務所が合同で行っているもので、冬の知床のオオワシ・オジロワシをカウントする調査です。

 オオワシ・オジロワシは希少な猛禽類ですので、環境省では保護の取り組みを行っています。
この調査は、そのための基礎的なデータになります。

第1回の羅臼側の調査結果です。
 オオワシ13羽 (成鳥11羽、幼鳥2羽)
 オジロワシ5羽 (成鳥4羽、幼鳥1羽)

観察できたオオワシの幼鳥

青い空を背景に飛ぶワシの姿は、とても雄大で綺麗です。
今年はいったいどのくらいの数のワシ達が姿を見せるのか、楽しみです。
今後も調査結果をブログで公表していきますので是非ご覧ください。

<調査で観察できた動物>
鳥類:トビ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、シノリガモ、スズガモ、カワガラス、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス
哺乳類:エゾシカ

環境省 菅原