11月26日【熊越の滝】自然情報
2012年11月26日
熊越の滝巡視に行ってきました。
熊越の滝は、雪が積もりすっかり冬景色になりました。
冬期の熊越の滝巡視は、普段の巡視に加え、鳥インフルエンザ監視強化のために熊越の滝下流ダムに飛来する水鳥の飛来状況を確認しています。
今回の巡視では、死亡・衰弱している水鳥は確認されず、とりあえず鳥インフルエンザ感染らしき個体は見当たらず一安心です。
巡視では、冬鳥であるホオジロガモやオオワシの姿を観察する事ができました。厳しい冬をたくましく生きる野鳥の姿には、いつも感動を覚えます。
冬になると木々の葉が落ち、野鳥が観察しやすくなります。また湖沼や海岸、河口などにもたくさんのカモ類やカモメ類などの水鳥が姿を現します。
是非皆さんも冬のバードウォッチングを初めてみませんか?
注意:熊越の滝は、冬期閉鎖されている知床横断道路ゲートの先にあるため、除雪などの管理はされていません。
熊越の滝歩道を利用の際は、十分にご注意ください。また、羅臼ビジターセンターで情報収集の上、お出かけください。
<巡視で観察された鳥類>
[熊越の滝]オオワシ(成鳥1)、カワガラス
[下流ダム]オジロワシ(成鳥1)、ホオジロガモ(♂2羽、♀6羽)、コガモ(7羽)、カワアイサ(♂2羽、♀7羽)、キンクロハジロ(♀5羽)、アカゲラ、ハシブトガラ、ヒガラ、コゲラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ
環境省 菅原