3月14日【オオワシ・オジロワシ飛来状況調査⑯】情報
2012年3月14日
第16回目の羅臼側の調査結果です。
オオワシ16羽
オジロワシ32羽
先週の調査では、総計233羽数も確認されていたのに、一週間後の今日の調査では、48羽に激減。
ワシたちは、繁殖地へ渡って行っているようです。
海を越えてはるか何百キロ、何千キロの旅をする彼らは、相当な体力が必要になるため、今のうちに栄養を十分蓄えなければなりません。
どうやら、採食競争に強い成鳥からその準備が整い、飛び立っていくようで、まだ体力温存が十分でない幼鳥は、わりと遅くまで残っています。
そのためこれからの時期は、幼鳥を見る機会が多くなると思われます。
<於尋麻布~相泊で見られたもの>
鳥類:トビ、オオハクチョウ、シノリガモ、ホオジロガモ、スズガモ、ウミアイサ、カワアイサ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
哺乳類:エゾシカ
環境省:後藤