3月2日【湯ノ沢~相泊】巡視情報
2012年3月5日
今日は、ビジターセンターのある湯ノ沢から道路終点地の相泊まで、巡視を行いました。
今回の巡視で注意して見ていたのは主に2つ。
1つは、鳥インフルエンザの発生がないか、衰弱している水鳥はいないか、各河川や漁港内に飛来している水鳥(カモ類やカモメ類、ハクチョウなど)の様子を見ています。
もう1つは、2/15に起こったとされる択捉島でのタンカー座礁事故での油流出による被害状況の確認です。
油に汚染された水鳥や海棲哺乳類がいないか、またそれらの漂着した死体を採食しようとしている生き物はいないか、などなど。
今回の巡視では、どちらも確認することはありませんでした。
確認しなかった、という結果も大事な調査結果です。
水鳥が飛来している冬期間。
今後も引き続き、異常がないことを願いながら巡視を続けます。
<湯ノ沢~相泊で見られたもの>
鳥類:オジロワシ、オオワシ、トビ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、シノリガモ、ホオジロガモ、スズガモ、ウミアイサ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
環境省 後藤