11月22日【オオワシ・オジロワシ飛来状況調査①】情報

2011年11月22日

毎年この時期になると行う調査があります。
それは、「オオワシ・オジロワシ飛来状況調査」。
(詳細は下記※を参照)

今年度初となる第1回目の羅臼側の調査結果です。
オオワシ3羽
オジロワシ3羽

今年もたくさんのワシたちが飛来してくるかな~。
楽しみです。

調査中の様子。
(写真は昨年のもの)

<於尋麻布~相泊で見られたもの>
鳥類:トビ、ホオジロガモ、スズガモ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、シロカモメ、ヒヨドリ、ハクセキレイ

※オオワシ・オジロワシ飛来状況調査とは…
11月中旬から4月上旬にかけて知床に飛来するオオワシ・オジロワシの飛来状況を把握する調査を、
ウトロ・羅臼自然保護官事務所合同で行っています。

この調査は、ロシアなど北で夏を過ごし、冬になりエサを求めて南下してくるワシを数える調査です。

生息範囲が限られた彼らは希少な鳥類で、環境省は保護の取組を進めています。
この調査は、それらの基礎データになります。
また、定期的な観察は、怪我や病気などで衰弱した異常個体の早期発見にもつながります。

週1回、ウトロ・羅臼合同で行うこの調査。
湯ノ沢~羅臼川河口、於尋麻布漁港~相泊まで約35kmの区間が羅臼側の担当です。

環境省:後藤