6月8日【セイヨウオオマルハナバチ防除】巡視情報

2010年6月10日

天候不順が続いたこの春。雪融けが遅く、桜の開花も10日ほど遅れたようです。
平野部でも、場所によってはまだ開花している桜を楽しむことが出来ます。
春になって桜を心待ちにしている人は多いと思いますが、
知床で2007年から確認されている外来生物のセイヨウオオマルハナバチもその一人(一虫?)です。
この日も羅臼町内の桜に来ていたセイヨウオオマルハナバチを1頭捕獲しました。
※ハチは「頭」と数えます

サロマ湖で撮影されたセイヨウオオマルハナバチ(クサフジの花を盗蜜中)

黄色と黒のストライプと、白いおしりが特徴です。
根室地方にはセイヨウオオマルハナバチとよく似た、ノサップマルハナバチ(おしりが黒い)が生息しているので捕獲する場合は注意が必要です。
セイヨウオオマルハナバチについて興味のある方は、以下URLに詳しく書かれていますので是非ご覧下さい。


〈巡視中に見られたもの〉
鳥類:カッコウ
植物:セイヨウタンポポ、エゾヤマザクラ(ほぼ散りかけ)
昆虫:エゾオオマルハナバチ1頭

環境省:木村